長良の家

玄関
正面に見える開口部は、写真では少しわかりにくいですが、大きな木製のハンガー片引戸になっています。扉や柱などは、節有り材が使用してあり、節がアジとなるように、設計を行いました。
外壁は、ガルバリウム鋼板の立はぜ葺きで、通常、屋根に用いられる工法ですが、屋根に用いられるわけですから、長所も多く、立はぜがリズミカルに入り、デザイン的にもマッチするということで、採用しました。

玄関ホール
右下に見えるのは、坪庭で、砂利が敷いてあります。写真では見えませんが、玄関は、2層吹き抜けのホールとなっていて、床面積は小さいですが、空間的に容積が大きく、かなり広々と感じられます。

居間・食堂
床は、杉の厚板です。天井は、2階の床板(杉厚板)が見えています。この家は、当初より、自然素材による住宅を、依頼されました。その中には、通常われわ れな多用している、合板の使用の禁止も含まれていて、非常に苦心しました。その代わり、徹底した自然素材の選択がなされています。
写真左下に見えるスキマは、床下からの通風孔で、基礎断熱を施した上で、基礎下を内部扱いとし、蓄熱式暖房機が設置してあります。
写真左側は、ウッドデッキとなっていて、サッシを外付の引き込み戸とすることで、サッシを開いた時には、サッシの見えない、ウッドデッキと一体の居間空間とすることができます。

ホール上部吹き抜け
ホール上部の吹き抜けです。写真左に見える板戸の向こうは、納戸となっていて、収納空間を確保しています。

セカンドリビング
セカンドリビングは、第二の家族の憩いの場です。子どもたちは、友達を気軽に連れてこれるでしょうし、来客中でも、くつろげる場所があるというのは、便利なことです。
小屋裏と一体になった空間は、実に伸びやか。小屋裏の下の空間は、書斎となっていて、パソコンや本を、家族で共有できる、図書館的な交流の場所となっています。
自然素材の家ということで、施主の要望は、厳密でした。今回とても勉強させていただきました。苦心の甲斐あって、本当の意味での、自然素材の家となりました。